7.建築家と会う。

憧れの建築家と会う。憧れだなんていきなりたいそうな言い方かもしれないが、そのぐらい言ったっていいじゃないか。

N氏は行った『少なからず、好きになってくださったということなのですから、こちらとしても嬉しいわけで。』そうですとも!

好きなんだとも!!

きっかけはとある酒屋だった。

何気なく旦那様に連れて行ってもらった酒屋。目的はもちろん日本酒を買うことだった。

初めて行った時から”何か”を感じていた。3回目ぐらいだったか、確信を持つ。

”いい”のだ。とても良い。

”どっかの誰か”が作ったものだ

何れにしても どこかの誰かが設計し どこかの誰かが建てたものではあるのだけれでも、そうゆうことを言っているのではない。

自然に、しかし計算されて作られているそれは 美しく、かっこいいのだ。


家のこと、住宅兼店舗のことを考え出してからもどこかにあった”はっとする空間”そこに実は強く惹かれていた。というより飢えていた。

なんとなく、当たり前の仕様、当たり前の間取りそんな”標準”という名の謎のシステムにうんざりしていたのだ。


私はこれは誰がデザインしたものか。それが知りたかった。

店名から建築家を特定しようとするもなかなかでてこない。インターネット上ではついに引っかからなかった。

お店の方に聞いてみるか。事情を話してみるか、それともさらっと聞いてみるか。

そう思っていた時、なんと小中学校の同級生がその酒屋で働いていていることが発覚。

というより、ノリノリで接客をしてくれた青年?が偶然にも同級生だった。


教えてもらった建築家の名前から彼の作品を拝見する。

かっこいい。抜群にかっこいい。そしてなにより

これらには私たちが言う

”はっとする空間”というやつが、ここにはあった。


旦那様にURLを送りつけるw

二人は意気投合!さぁアポ取ろう!!


それからすぐ、私たちは建築家のN氏に。会いに行った


__が、彼はとても忙しい人だった________。

((((꒪◊꒪ ))))《その時のお話については次回!!》→『8.建築家に初めて会いに行った話


そして一度は諦めざるおえない状況となった私たち( •́દ•̩̥̀ )

しかしここで我々は引き下がらなかった。

それから状況が私たちにとっては少し追い風?となった瞬間、間髪入れずにさらに食らいついて!

N氏『じゃぁ現場を見てお話ししましょう』と今回の訪問に至ったわけです!!ヤッタネ!!


N氏はとても面白い人だ。それはボケツッコミが絶えないというようなお笑い的な話ではない。

興味深い人である。独特の空気感がある。


私 :『どうでしょうか。。?』

N氏 :『悪くないですよ、面白い』


”この土地に対して”どう建てるか。建築家にも”感のようなもの”があり、その土地というものを見たときにそういったイメージや構想というものを脳内で直感的に組み立てるのだとか。


そのインスピレーション!覗いてみたいっ!!


ともに作り上げたい意思を伝え、進めていきましょう。と意思交換。


さて、となると?ここからどうやって進めていくのかしら?


バサッ。


大量のプリントを手渡される。

これは?”問診プリント”です。

ちらっとめくると。”好きな車は?” ”好きな音楽は?” ”季節は?”直接関係のありそうなものからなさそうなものまで。まさにこれで個性の7割は覗けるかも!?逆にN氏の回答ヴァージョンを見てみたいぞ!?

なんだか…ぽい。建築家ぽい。。これぞイマジネーションの世界!

(そんな感覚的仕事も私は大好きです)


なんだかワクワク!!楽しいぞーーっ!


さてさて、我々夫婦の気持ち的にはすっかりN氏と共に創り上げる気満々!!


問診プリント!埋めていこうじゃないですか!!


結婚したけどお店がしたい!〜パティシエール開業ブログ

熊本で開業することを決めるもフランスから帰ってきたタイミングでプロポーズ→結婚。私だけの人生ではなくなった。それでも積み上げてきたことを社会に生かすのは ある意味義務だとも思うのです。人生とは選択の連続だ。

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